辻が花 - 小倉淳史
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小倉淳史「ナノコスモス・メール」

2011年5月30日
Monday

町なかの書

自宅周囲には たくさんのお菓子屋さん お饅頭屋さんがあって
とても有名なお店 そんなに有名ではないお店 いろいろあります。
それぞれ店の屋根に 厚く大きな板に名を刻して デーンと掲げてあるんです。幅1m50cm〜1m80cm 高80〜90cmあるでしょう。

永い時代の雨風にさらされて美しく、「老舗」と言われなくても
誰にもわかるんです。
そこが開店した時 有名であった書家の筆になるものでしょう。
それぞれ見事な 美しい文字です。

今日の画像は 私の1番好きなお饅頭屋さんの扁額ですが、
先日閉店なさって もう 好きな饅頭は食べられません。
近頃京都でも いろんなお店がなくなっています。
そこにしか無い品やサービスが受けられなくて 寂しく残念で
店の前を通るたびに 額を見上げて思い出します。

町なかの書

A.O

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